就活 : ジンギスカン

今日はもう文章を
いつもの文体にすることもできない。
Twitterにも書けず、
ただただ自分の中でこだまし続ける愚痴を
どこかに出したいというだけで書きます。


今日は最終面接だった。
僕にとってはもうそこに受かれば
就活終了だと決めていた企業。
やりたいことが明確にない中、
ありのままで望んだ企業の中で初めて
最終面接にまで呼んでくれた企業だった。


もちろん、志望動機も企業研究もしっかりして、
入りたい!って思いを伝えるために準備もした。


それが『どうぞ』と言われ、
部屋に入った瞬間に緊張で消し飛んだ。
受かりたい!と終わりたい!
ともうここしかない!という気持ちは
自分が思ってるよりも強かった。


結果的に、終始ラッパーのごとく
噛みまくり、準備してきたこと、
きちんとした理由付けも言えないまま
ただ『入りたい!』を全面に押し出した面接だった
おそらく、向こうから見れば
『もう終わりたい!』に聞こえただろう



帰りの電車の中で、
またしても他の企業からお祈りされた。
これで僕の残機は0
世界を救う一歩手前で
再び勇者が朝起こされる所からやり直し。


もう何も書ける気がしない・・・
半ばゾンビのようにゼミへと足を運ぶと
スーツ姿の人は僕ただ1人
狼たちは配属先の話で盛り上がっていた。
そんな中で、1匹の羊は話を聞いているようで
聞いていなかった。
というか、耳が理解するのを拒絶した。
質問されても、全く聞いてなくて、
何度か怒られた。
彼らは今頃居酒屋で飲んでいることだろう



『就活ごときで死んでたら
社会人になったらやってかれへんで』


死んでいった2割の就活生たちに
心から同情する。
私はたぶん彼らの予備軍だ。

縁がなかった、努力が足りない。、
死ぬ前に死ぬほど努力しろ
全て正しいと思う。
が、それは当事者たちの問題だ。

周りを気にしないなんて出来るはずがない。
周りが配属先について語り、
今後の仕事について夢を膨らませるなか
自分はどんな顔をしていただろうか
気を使わせなかっただろうか
彼等の気を滅入らせてはなかっただろうか

彼らだって最終に何度も落ちて、
それでも粘って内定を勝ち取ったはずだから
彼らを妬む人間にだけはなりたくない。


だから、私は内定がある人には会いたくない。
彼らの前でどんな顔をして、何を語れば
気を使わせないのか全く分からないから

自分が納得行くゴールを見つけ、
彼らと同じ土俵に立たなければ
私が彼らと交わせる言葉なんてものはない
残念ながら、私の小どんぶり程度の器では
彼らの成功を心から誉めることも、
自分の失敗を赤裸々に話し、アドバイスを
求めることも出来ないのだから