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人はそれを大学と呼ぶ。

キリスト教について』みたいな
あからさまに1年生のために用意したよー!っつー
毒にも薬にもならないが単位にはなるという
摩訶不思議な講義において
『キリスト誕生について』というレポートで
マリア様の処女での懐妊について
単細胞生物の生態系などという
ふざけた参考図書を使い、
マリア様宇宙人説を展開する中
ふと気がつけば、11月ももう終わりに近づき、
社会人化という地獄の門をくぐるまでの執行猶予が
最早4ヶ月となってきている今日この頃。

私の花がちっとも咲かない棘だらけの
薔薇色のキャンパスライフに
かろうじて彩りを与えてきた色んな活動が
次々と終わりを迎えている。


ひとつ終わりを告げる度に

「もうすぐ社会人かー!大変やでー?(笑)」

「学生もあともう少しやなー!
覚悟しときやー?(笑)」

「社会人なったら嫌なことだらけよ」


などと地獄の使者たちが意気揚々と
耳元で語りかけてくるので
元から社会人になるのに希望もくそもない
私ですら最近は社会と聞くとバイオハザード的な
地獄絵図をイメージしてしまうようになったが、
それが地獄の使者のせいか、はたまた
友達と夜中ぶっ通しでやったバイオハザード
影響なのかは不明だ。

それにしても使者たちは
実に意気揚々と社会の黒さについて
語りかけてくる。地獄にいながらにして
地獄がいかに報われないか。
いかに阿保なやつがいるか。
なんかもうクッパ城の方が職場よりホワイトだとか
そうした事を使者たちは死んだ目で笑いながら語る


「人生の8割は辛さで出来るからな」

悪魔によれば、私がこれから100年かけて
天寿を全うしても今から残りの80年は
全て辛いことしか起きないらしい。





そんなことってあります?
っつかそんなことをこれから
社会人として頑張るぞー!ってな若者に
言うなっての。へこむっての。
したら、落ち込む私にもう諭すような
笑顔でね、一人の使者が言うわけですよ。



「社会人も楽しいことあるよ!」




「何ですか?」



「・・・・・・・・」



考えこむ時点でっ!!


「お仕事楽しいよ♪」つっても
説得力ねーっつーの!
しばらく空を見つめた後に
さっきまでの笑顔からかけ離れた顔で発せられた

「やっぱお金かなー」

って言葉を忘れませんよ僕は。
完全に暗黒面に堕ちた顔ですよあんなもん。
もうね、やりがいなんてよりも俄然円が
コールドゲームしちゃってるから
円のやつがピシャリと抑えちゃってるから。

「決め球はフォークボールですね。はっはっは」

なんつってヒーローインタビュー受けてる
あいつを僕は見逃しませんよ。



もうね、キャリアアップー!とか
自己の成長!とか本当ことあるごとに
出してきますけど
本物の営業力を身につけるセミナー!とか
働き方を考えるシンポジウムー!とか
もう廃棄寸前の鶏胸肉みたいもんが
最近大量に送り付けられるんですけど
興味ねーからーー!!!!



お金は生活に不自由しないくらいで
趣味に時間を使えてー、なんだったら
自分の好きな勉強とかも出来てー
たまーにイベント事とか参加したりしてー
週末は友達と遊んだり、デートしたり
そんな生活に憧れます。