読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

新社会人より

世のサラリーマンは何故移動中に
イヤホンをつけていないのだろう。
音楽でも聴きながら優雅に行けばいいのに。

そんな私のアホな疑問は、
初日、東京の満員電車にて
OLの鞄にイヤホンをかっさらわれる形で
答えが出た。ついでに、満員電車で
ウルフルズを流してはいけないことも知った。

さながら、子供のおもちゃ入れのように
ぎゅうぎゅうに押し込まれた人たちの中では
朝、携帯をいじることさえままならない。

そのまま、東京駅まで配送された私は
会社へ向かう道すがらのコンビニで
コーヒーと新聞を買う。
買ったらいそいそと路地に入り、
買ったばかりのコーヒーを飲む。

「社章がついてることを意識するように」


この一言のせいで、コンビニの前でコーヒーを
飲むことすら憚られる。

目の前にある隅田川にめがけて
社章をぶん投げたい衝動に駆られながら
私はコーヒーを飲み干す。

会社につくと、大抵すでに
「おはようございます!!」という怒号に近い
挨拶をしている同期がいるので後に続くと、
七三が「よしよし」という表情で見てくるので
とりあえず無視する。

あとは、七三の「意識、意識」ラップを
聴いてから会社のことについて学ぶ。
真面目なのか、怒られるからか、
皆の姿勢は常に真っ直ぐに保たれている。
そんな光景を見ながら、
(オフィスは勤務時間中ずっとこの姿勢なのか・・)
と少し想像して、シュールだなと思う。

そんなことをしてるうちに、
終業時間を迎え、またしても扉の前で
「お疲れ様です!!お先に失礼します!!」
と何故か1人ずつ言いながら帰る。
被せるとかない。
ないから、「お疲れ様です」を言うための
列が出来てたりする。
七三がニヤニヤしてるので、敢えて
目をそらして、部屋という空間に向け挨拶をする。

行きしなよりも混んでいる電車で
再び埼玉へと送り返された後、
弁当を買って部屋で缶ビールと共に流し込む。

最後に今日の日誌を書けば
私の1日は終了する。





あーーーー、楽しくなーーーい!!!



もうね、本当これしか感想がない。
とりあえず、全国の反抗期の子供たちは
速やかにお父さんを見習うべき。