2017卒に寄せて

ハローハロー
2017卒のみんな、元気ー?

2017年ってあれだね、4年前なんだね。

あれだけ就職活動に嫌気がさしながら
黒いスーツを身にまとって
街中を闊歩した日も遠い昔。

「とりあえず3年」なんつー
ウィキペディア参照くらい当てのない
格言に惑わされ早4年ですよ。

4年つったらちょっとした
ヴィンテージものなわけですが
もうね、1つも安定感がない。
ドンッ!なんて効果音出せたことない。

4年つったら、もうのび太くんだって
中学生になってね、
ドラえもんひみつ道具で解決できない
問題とかも多々出てくる。
しずかちゃんの入浴シーンとかも
何らかのRがかかってくる。

そんな中、5年目間近のび太
降りかかってくるのは、

これやっといてー!
あ、それやっぱ無しになったわー!
至急対応してください。
それ私の担当じゃないんで、あっちに
聞いてください。


う・っ・せ・ぇ・わ / Aho


増える仕事、巡りめく社内調整、
容赦ない締め切り、社内でのたらい回し
むかつくオヤジ。
迫りくる鬼どもを、全集中!つって
もうばっさばっさと切り伏せながら
ふと考えるわけです。



あー・・・帰りたい



そんな中での急なコロナ。
一時的に許される在宅勤務。


もうね、鬼殺隊から帰り隊から働きたくない
まで一気にランクダウンしまして、
柱としてはー、帰りたいの柱としてはー、
明日でいいんじゃね?
っつージャッジを繰り返してたら
判断が遅いつってまぁ軽く怒られまして。
奇しくも炭治郎と全く同じ怒られ方を
したわけですが

それがちょうどね、休憩がてらに
あつ森をやってるところで。
明らかにマグロと思われる魚影が食いつくか
否かみたいな絶妙なタイミングだったのね。

フェイントをかけるマグロ
ボタンを押す時をはかる俺
テレビはミュートなので視力に
全集中力を集める。
頭にあるのは、今この駆け引きのみ。

電話から聞こえる課長の声

「この件どうなってる?
最近だんだん在宅勤務たるんでない?」


今っ!!よっしゃ!きたー!!


「ちゃんとお願いね!」


「ハイッ!!!!!!」


ウルトラソウルかつっーくらいの返事の後
間違えて電話切っちゃってました。



それでもね、私は思うわけです。
キャリアアップ!とか自己実現!とか
圧倒的成長!とかワークライフバランス
とかやりがい!とか。
4年前にあれだけ振り回された言葉たちは、
とても通常業務の中で分解できるよう
なものではないし。

次々に新天地へと羽ばたいていく同期たちが、
心なしか皆きらめいて見えるのは、
不満とかじゃなく、自分が置いてかれて
いる気がするからだけなのもしれない。


4年前色んな戦場で出会った
2017卒という名の戦士たちは、
今頃どこで闘っているのだろう。



街を歩くときにふと見る景色から
電車の窓の広告から
果てには、手元の小さなディスプレイの
広告欄が転職サイトに埋まり、
「動くなら今だ」という督促を受け続け
4年前に自分が書いた志望動機を見ながら
私は自分の中の室井管理官に目配せをする。


「室井さん、指示をください!」


「・・・待機だ。」


私の中の職の大捜査線は、まだ踊らない。



そんなことをカフェで悶々と書いてたら
有線から西城秀樹


憂鬱など吹き飛ばしてー♪
君も元気だせよー♪


つって励ましてくれたので
もう少しは頑張れそうです。



かと思ったら


若いうちはやりたいこと何でもできるのさ♪


って言い出したから、やっぱだめだわ。

ステイホームと聞くとホームステイを思い出します。

外国が怖いって話。


外国っていいと思うんですよ。
イギリスのビッグベンしかり、
アメリカの自由の女神しかり。
景色はとっても洒落ていて
現地のご飯なんて
まじでほっぺた落ちるくらい美味しくって
外国の人はみんなフレンドリーで
和気あいあいで。

今まさに世界中がコロナコロナつって
騒いでるってのにね、
かたや外国では、ベランダ越しに
瓶ビール片手で乾杯ですよ。

金髪美人やヒゲデブ親父が
ルネッサ~ンスつって
やってるのをみて私は思うわけ。

「あ~、外国の人っていいなぁー。
みんな和気あいあいとしてフレンドリーで、
どんな時でも楽しそうで」

したら、心の奥底から聞こえる声。

「まさか忘れたのか?あの時のことを・・」



あ、あの時、、、、、、



私はあの時、大学2回生だった。


当時の私は、当初入ろうとした軽音サークルの
いかにもザ・大学生かつ俺たちサブカル
周りから見るとイレギュラーなことしてるぜ☆
的な空気感に重度の酸欠を起こし、
酸素マスク片手にかろうじてたどり着いた
くそローカルな定食屋のアルバイトに
青春を捧げていた。

ある時は、ラップをかけたままの
エビフライを客に出し、
またある時は、壁掛け時計を私の頭から
店長の頭へとアシストをし、
客が剥がした店の内装を
アロンアルファでごまかした。
さらには、炊飯器をひっくり返して散乱した
米をゴミ箱に隠蔽するという
トリッキーな勤務スタイルを取っていた。
(店長、ごめん。。)

そんな私であったが、挨拶とお礼だけは
きちんと言うため、辛うじて
怒鳴られることもなく働いていた。
当時は、やることも友達も少なかったので、
週のほとんどは定食屋で過ごしたと思う。


そんな私を見て、息子の青春を心配したのか
母から短期留学の申し出があった。


定食屋に搾取され、
講義をサボって京都の河原町で遊び呆けてる
世の全ての大学生を呪いかけてた私は、
大学生のうちしか出来ないっつー
いかにもな口説き文句で留学を決意した。

行き先は複数の選択肢から選べたが、
ロサンゼルスという響きに憧れた私は
アメリカを選択した。

留学とは言え、大学のプログラム。
現地には同じ大学から来た日本人と
一緒に授業を受けたり、遊んだりする。



なんつーかな、この辺りからね
うっすら雲行きが怪しくなってきまして。
ってのも、私、同学年でもしばらく敬語を
続けるくらいの人見知りなんで。
職場で1年付き合えば分かってくるって
言われるくらいの閉じこもり具合なんで私。

入社半年間、あだ名「鼻」ですよ。
もうね、あだ名がシンプル。
あだ名がってかもう悪口ですからそれ。
人体の一部になっちゃってますから。


したら、留学つったら、
ホームステイなんですよ。
いや、ステイホームではなくて。民泊。

これがねー、なんつーかな
どこぞのマッチングアプリみたいな
システムなわけですよ。

用紙見たら、あなたの望む理想の条件♪
みたいな項目があってね、人見知りとしては
ちょっとガンガン声かけてくる
ブロンドの優しいお母さんとかを期待する
わけじゃないですか。
田舎の肝っ玉母さんみたいな。

いや、希望はエマ・ワトソンですよ?そりゃ。
ただね、言語の通じないという前提で
喋るのにすら気後れしてしまう長澤まさみか、
芸人の近藤春菜かっつったら
絶対に春菜じゃん。そこは。
喋らない竹内涼真くんと、めちゃめちゃ
話題広げてくれる出川哲朗だと
哲朗じゃん。

なんだったらステラおばさんでもいい。


でさー、これホームステイの
豆知識なんだけど、
んな希望項目ないから。

何故か、

・猫がいる、いない。
・子どもがいる、いない。

っつー条件分岐しかない。

いや、猫と子どもで何が解決できる問題なんて
1つもないわ!って強く思ったんですけど、
そこは猫なし子ども有りを選んだよね。
アレルギーっていう理由と
子どもと遊んでるうちに
家族にとけ込むっつー半地下みてーな
姑息な作戦で。

幸い、日本国内ではギリギリ
価値あるドローに持ち込み
共に過ごす大学生たちと
馴染むことも出来まして、
無事アメリカへと旅立ったわけです。


生まれて初めて降り立つアメリカの地。。。
とにかく色んなもんがでかい。
初めての食事つって連れてかれた
バイキングの量が半端じゃねーつっーか
パーツがでかい。
ドンキーのキングクルールとかが食ってそうな
くそでかい肉とかある。


大学までの送迎バスの中から見る景色は
日本ではまず見られないようなスケールで。。。


そんなこんなで
現地で一通りガイダイスを受け、
講師の先生の紹介やサポートしてくれる
大学生の紹介なんかも終わり
待ちに待った運命の時。


そう、下宿先のホストファミリーが
迎えに来てくれる時間。
私たちは、1つの空き教室に集められた。



・・・ドクン・・・・・ドクン
(春菜か?哲朗か?どっちだ??)


この時点まで相手先の情報は家族構成くらい。
要するに殆どない。




・・・ドクン・・・・・ドクン。
教室の入り口に注がれる全員の視線。



「Hi-!!(ハーイ♪!)」


中年くらいの太ったハイテンションの
おばさんが入ってきた。
(あ!ステラおばさんだ。)



「Akari!」

名前が呼ばれる。女の子だ。
私ではない。


どうやら、迎えに来た順に
誰の担当かを発表する形式のようだ。



また入ってくる。


「Naomi!」


呼ばれる。また私ではない。
迎えに来た家族とハグをしている。



この形式の恐ろしいところは、
教室に入ってきた瞬間に
一目で外れっぽい雰囲気を纏った人がいても、
名前を呼ばれるまでは
自分の担当かもしれない
という恐怖と戦わねばならぬところだ。

そして、最初の男子が呼ばれた時、
私含め男たちは悟った。



まっピンクの衣装に身を包み
ぶっきらぼうに入ってきた老婆。
(あ、明らかに異質だ。。。
私がコナンくんでなくとも
真っ先に怪しんでしまう容姿。。)

さっきまで女の子を迎えに来ていた
外人たちの、あの外人特有の
ヘーイ!ハグミー!
みたいなノリがない。



脳内服部
(おい工藤、、、これはまさか、、、
女子と男子のホストファミリーに差がある
っちゅーことやないんか、、、?)

脳内コナン
(服部落ち着け!まだ1人だ。たまたまという
可能性もある。。)

脳内服部
(せやかて工藤っ、、)

注※私はこの自粛中、
Huluでコナンばっか見てました。


次々と呼ばれる仲間たち。
1人、1人と減っていく。
男たちはみな、同情のような視線で
互いを見送っている。



・・・・ドクン・・・・・・ドクン
(そろそろ私の番かもしれない。。)
注※あなたの番ですも見てました。はい。





「Hello!」




・・・:


・・・・・



・・・・・ヴィン・ディーゼルやん。。。



・・・・ワイルドスピードで主役の
ヴィン・ディーゼルですやん。。

ウィキペディア参照
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%AB


そこには、グラサンをかけ、腕の筋肉で
あり得ないほどパツパツなTシャツを着た
スキンヘッドのおじさんがいた。


賢明な読者諸君であれば
もうお分かりであろう。



「bukkiee!!!!」



※注 思ったより長くなったので続きます。

雪国

・・・トンネルを抜けると4年目であった。


たとえば、私の仕事場で隣に座っている
上司の彼が、ゴリラだったらどうだろう。

ゴリラであるから、コミュニケーションは
基本とれない。何を聞いてもウホしか答えない。
彼は興奮するとドラミングをしてしまう。

三連休の前日に休日出勤の要請もされないだろう。
ウホしか言えないし。

悪いね!なんつって代わりにつって
渡されたものが米。 米 、3kg。

なんつーかね、そうじゃない。
20代の三連休を米で換金してほしくない。
古代ギリシアでもないのにまさかの物品報酬。
等価交換の原則つってドヤ顔で言われたとしても
いや、米て!3kgの加減も分かんないし。


・・・トンネルを抜けると4年目であった。


お客さんから呼び出された。


台風の日に。
川氾濫しまくってんのに。

道なんか閉鎖閉鎖ですよ。
私、ライフセーバでもなければ医療従事者でも
ないわけで、絶対に駆けつける!
という覚悟をするにはモチベーションが
上がらないただの書類提出。

あのね、明日でいいじゃない?と
思うわけですけど、絶対に。今日。必要だと。

山道を蛇行しながらね、インディジョーンズの
ごとく、水没地域や氾濫地域を避けて
出発から五時間。

「道が全て 閉鎖されて行けません」

もうね、織田裕二と逆。
封鎖できちゃってるから。

「じゃあ勘弁してやる」

じゃあっつか、じゃあっつか
もう帰れねぇよ!!
私は初めてコンビニの駐車場で
1人夜を明かした。


・・・トンネルを抜けると4年目であった。


新卒と呼ばれる子羊たちが入ってきた。

もうね、帰りたさすぎ。
私が学生のバイトの時だってこんなに
帰りたい気持ちはなかった。

私が新卒であったのはもう3年前。
初心を忘れてしまったのは私の方だろうか。
つーかね!先輩に質問するときは
立ってその場まで行ってノートも持ってけ!


・・・トンネルを抜けると4年目であった。


もうね、なんつーの。
会社ってムカつくことばっかじゃんって
最近思い出しましてね。

山手線なんか乗って、東京駅なんか
行こうものなら、サラリーマンたちなんて
ほとんどウォーキングデッドですよ。

会社に縛られたくない!
満員電車に乗って媚びへつらう人生なんて
俺には合わない!
やりたくもないことをやらされたくない!
なんつってる人ってきっと東京の人なのね。
確かに、分からなくもない。

私なんてまだ20代で、それこそ
朝の山手線に乗ってる方々なんて
キング・カズくれぇの現役選手なわけじゃん?
したら、そりぁあ、年季が違うよつって
お前はまだまだ社会の厳しさを知らないよつって
怒られるかもしんないけど、
あの、お腹いっぱいよ?

つーかね、社会の厳しさって必修科目なの?
それ選択科目なら私絶対取らないんですけど。
絶対に学生の人気ない。
古びれた僻地の校舎で講義やってそう。
事あるごとに、社会、社会、社会、社会、社会。


仕事の責任とか、理不尽なこととか
もう結構学んだつーか。
これより先にまだ理不尽があるなら
あんまやりたくないっつーか。
わりと社会で味わうべき厳しさみたいなの
味わった気がするんだけど、駄目ですか?


世代間のずれってあるものですね。
ほんの2、3歳下の子たちとの感覚ですら
違うのなら、2、30歳上の方との感覚の差なんて
すごいんでしょうね。


判断が遅い!つって怒られながらも
ようやく瞬間で全集中の呼吸を使えるようになって
仕事の裁量も多少増えて、ある程度自分の
仕事は回せるようになってきても
柱の皆さんは、常に全集中の呼吸で自分だけでなく
部下の仕事や家庭も回してるんですもんね。



敵わねぇやつってベッドに仰向けになる。


あー、私が100日後に死ぬ私だったら
もっと人生の選択肢を変えるだろうになぁ。


後100日しかないなら、私は日がな1日
どうぶつの森を居住地としてないし、
コロナウイルスだろうと関係なく
外出だってしまくるだろうし。


人生ってなげーなぁ。



最近、私は人生の岐路に立っている。

会社での立場も責任の重いものになっていき
そう簡単にやめられる状態ではない。
異動することもきっと叶わないだろう。
頼みの子羊たちは、牧場で呑気に草を食べている。

私はまだ20代で、
3年前は子羊であったに過ぎない。

だからこそ、今の環境が自分の人生の大半を
半永久的に占めていくという恐怖がある。

子羊たちを柵で囲わずにいっそ、
危険なサバンナにでも放牧してやればいい。
10年経たないうちに、キング・カズ
引退するのだから子羊のままでは困る。
そんな苛立ちも少しずつ感じてきた。


最近、私は人生の岐路に立っている。


人生の墓場と名高い場所が
着々と見えてきている。
先日帰宅した後に、YouTubeでサプライズの
プロポーズ動画を見させられた。
私は特に踊りたくはない。




トンネルを抜けると4年目であった。

私は川端康成の全文は読んだことはないが、
以上のことから察するに
社会人4年目というものは、
雪国のような過酷でかつ景色を見る分には
羨ましく思えるものであるのかもしれない。

パニーニってなんだ

お盆くらいから本当についてなくって
呪われた装備でもつけてんじゃね?って
思う今日この頃。

お盆にね、実家に帰ってたんです。
有給も入れて9連休。

思う存分遊んで、おら東京さ出るだぁつって
戻ってきたのが土曜日の夜11時。

暗がりの部屋で電気のスイッチを入れる。


つかない。


もう一度押す。



つかない。


ははーん、さては、ブレーカーが落ちたな?
つってどや顔でブレーカーを見る。



・・・あれ?落ちてねぇじゃん。



ってことは、ってことは、ってことはだ。
停電だと。もう停電しかないと。
思ったわけです。

暗ぇ、暗え、つってスマホで調べたら
「停電情報!」


こっちはね、3時間以上かけて
帰ってきてるわけです。
ご存知の通り、この夏は記録的な猛暑。
猛暑ってかもう酷暑。
服は汗でびしょ濡れなわけですよ。

でも、電気もつかねぇし
給湯器もつかねぇんです。


したらもうね、何してんだと。
何してんだ東京電力と。


電気料金のお知らせに書いてる番号に電話。
なんだったら請求とかしてる暇あるなら
電気復旧させろやくらいの熱はあった。


23時半。
東京電力に電話


プルルル、プルルル・・・・



出ない。ひょっとして帰ったか?


ガチャ
「はい、こちら東京電力でございます」


もうね、出やがったなこの野郎と
停電の上待たせんのかこの野郎と


「あの!停電してるみたいなんですけど!」


「この音声は、お客様のサポートのために、録音させて頂いております・・・・」




、、、、あ、そういう感じね

つーか、今の自動音声に怒った俺の声も
録音されてるわけね・・・


つーかさ、つーかさ、
緊急なんだからすぐ繋がれよ
何で1回自動音声挟んでんだよ


「はい、東京電力でございます」

「あの!!停電してるみたいなんですけど!!!!」

もうこっちとら、幕末の維新志士並みの
正義感ですよ。正義は我にありと。


したらもうすげぇ謝ってくんのね。
東京電力さんが。
したらこっちももう、なんかごめんって
なったんですけど、今さらもうキャラを変更させる訳にも行かなくって、カカロットカカロット言ってる富士額のあいつみたいな気持ちになっちゃって

確認いたしますのでご住所をつって
言ってきたあいつにどう返せばいいかみたいな
葛藤もあったりなんかして

したらですよ、

「デンキリョウキンガシハラワレテマセン」

なんて訳のわからない言い訳をし、、



え?まじで?払ってないの俺?
俺ってか過去の俺



教えて~おじい~さん♪つって
カーテン開けたら周り普通に電気ついてた。

いや、このマンションが!

隣も普通についてた。


どこぞの王子ばりに強く出ちゃった手前
いまさらごめんって言えない!
悟空って言えない!


「それで!いつから払ってないんですか?」


いやもうお前だめだろ!
お前が聞かれるやつだろそれ!!
って強く強く思ったんですけど
サイヤ人の王子としては、電気代払ってないのを
停電のせいにしたとは言えないわけで・・
ブルマからの小遣いちょろまかしてたとは言えないわけで・・・


「えーと6月ですね。0時までに払って頂いたら今日中に復旧出来ますよ?」



ふざけやがって!
6月の振り込み用紙なんかあるかよ!


「はい、分かりました!お願いします。」


時刻は23時半。

コンビニまではすぐ行ける。
振り込み用紙も・・たぶんポストだろう。


全然余談なんですけど
うちのポスト、ダイヤルロック式なんですね。
で、これもまた全然余談なんですけど
ロック番号覚えてないんですね。
で、またまた余談なんですけど
ロック番号書いた書類は部屋のどっかに
あるんですよね。


部屋、電気つかないんですよね・・・・・


もうね、携帯のライト片手にちょっとした
インディージョーンズですよ。
んで、これが全然見つからないわけ。


23時45分

やばい、刻々と時間が・・・・
このままでは今日1日電気がつかえない。

これもまた余談なんですけど、
私、数字とか割りと語呂で覚えるんですね
確かパニーニとかだった気が・・・


23時48

一か八か!くらえ!!!
パニーニ!!!!!!!!


23時51分


パニーニじゃねえのか・・・?
そんな、まさか・・・。パニーニじゃねぇのに
パニーニの記憶がある俺の脳みそは一体・・
つーかパニーニってなんだ?


23時55分


やべぇ分からない・・。
パニーニじゃないっていうのか?
つーかパニーニってなんだ

最悪だ、最悪シャワーはいい。
スマホの充電がもうないんだ。
充電がなくなったら東京電力に電話も出来ねぇ。


お前にシャワーなし、スマホなしで
夜を越す勇気はあるか!


くらえ!!!!!
右周りパニーニーーーーーーーー!!!!!


ガチャ
開いた!


と同時に雪崩のように
落ちてくる郵便。
どんだけためてんだよ俺!

いや、そんなことはどうでもいい。
電気料金は?・・・・・あった!!





・・・・・・・・パチンッ



闇で覆われていた私の部屋に
明るい光が射し込んだ。

当たり前に電気がつくこと。
暗闇にいたからこそ、私にはその光の
有り難さが尊かった。

近ごろ、災害によって多くの地域が
被害を受けている。
その中には、断線してしまい電気が
つかなくなった家屋が山ほどあるのだろう。

トラブルではあったが、私も少しだけ彼らと
同じ感情を味わうことが出来た気がする。
私も彼らのために何か出来ないだろうか。

そんなことを考えながら
私は冷蔵庫のお茶に手を伸ばした





・・・・・くっっっっっせぇ!!!




・・・なんだこいつ?くさっ!
うんこの体操服包みホイル焼き、チーズ乗せ
汗ソース仕立てみたいな匂いがする。


コナンくんでさえ、決して入らないであろう
事件現場。だけど、この事件の現場は私の家なのだ
逃げるわけには・・・、逃げるわけには・・・



これもまた全然余談なんですけど、
実家に帰る前に、ひき肉を冷凍してたんです。


もうね、何が出来るかとか本当どうでもいいから
こいつをどうするかが先決だから。
こんなもん臭ってきたらハイジでさえ
歌の途中でえづいちゃうから。
口笛はな♪ヴォエ~つってなっちゃうから。


教えて~!おじいさん!


私はひっそりと扉を閉じた。

そう私は何も見なかった。
あんなピンクに茶色がかった異臭を放つ
謎の物体なんて知らないの。アルムの森へお帰り。


電気は復旧した。


もうすぐアルムにも冬が訪れるだろう。
極寒の冬が来て、彼が再び凍りつくまで
私はこの地には訪れない。


またあの冬が訪れるまで、
この扉は固く閉ざそう。


合言葉はもう分かってるよね


『右周りでパニーニ』

20代はいつまでたってもポケモンに魅了されてる

ポケモンのゲームの新作見た?
あれ・・・・すごくね?

ピカチュウ版やった人なら分かると
思うんだけど、主人公の後ろに
ピカチュウがくっついてんのあったじゃん。



今度・・肩に乗っけてっから。



もう!めっっっっさ可愛い!
めっっさ肩とか頭とかピョンピョンしとる!

しかもさ、しかもさ!
ソウルシルバーとかで後ろに連れて歩けるの
あったじゃん?あれもサイズ感すげーリアル。

前は皆デフォルメされて同じような
大きさだったけど、ゲンガーのサイズ感とか
ちょっとした力士。ゲンガーじゃなくて大関
だったよねもう。そこはもう栃ノ心でよかったんじゃない?っつーくらいのサイズ感。

イワークとかね、もうでかすぎて
乗って移動しとる。
どう考えても普通免許じゃ運転出来ない。
大型特殊とか絶対その辺。
だけど、見た限りATぽかった。


あと、野生のポケモン
なんか普通に画面上にうろついてる。
草むらとかいらないんじゃない?ってくらい
うじゃうじゃいるし、
中に奈良公園の鹿とか一匹くらい
混じっててもおかしくないしで




なんかもう・・・・新しいよね。全てが。




あとなんかスマホポケモンGOとも
連携できるっぽい。
捕まえたポケモンとか転送できるっぽい。

っつーことはだよ、
街中を歩いてゲットしたポケモンをさ、
実際にゲームの中で連れ歩いて
一緒に旅が出来るってことじゃん!


天才かよ・・・・・。
あぁ、ゲームフリーク


私とか営業なんですけど、
この発表があってから外回りと言いつつ
がんがんポケモン捕まえに行ってる。
もうね、営業っつーかトレーナー。
営業兼トレーナーっつーか
トレーナー兼営業。
ほんともう営業先でバトルしようぜ!♪つって
言い出しかねない感ある。
○○町とか○○市とか○○タウンとか
○○シティとかで変換しかねない。


ってなくらい、隙あらば
ポケモン捕まえてるんですけど
なんか最近イベント?かなんかで
伝説のポケモンを皆で捕まえよう!
ってのがやってるんですね。

で、それこそもう田舎の駅の周辺とか
こんなところでいいの?あんた!?
ってところにホウオウとか全然いる。
いるし、何かあからさまにトレーナー
っぽいやつもいる。


で、こないだ駅で電車待ってたら
ホームにホウオウいんの。


やってない人は分かんないと思うけど
ポケモンGOって位置情報使ってんのね。
近くに行かないと捕まえられないわけ。

で、その時僕はホームのはしっこに
いたんですけど、もうホウオウのために
端から端まで歩きましたよ。
あの伝説のポケモンに近づいていく感じ?
あの緊張感?圧倒的な没入感?

したら、向こうの方にさ
帽子かぶって、スマホ持った男の子がいんのよ!
こう!壁にもたれかかって


(お前も来たか・・・・)


的な顔で!


立ち振舞いが完全にライバルじゃん!
シゲルじゃん!つって
僕ももうテンション上がっちゃって


(仕方ない、共闘するか・・・・)


っつー顔でホウオウに近づいていく。
嘘みたいだろ?俺スーツなんだぜ?


(足引っ張るんじゃねぇぞ?)


的な顔でお互い目配せしつつ
モンスターボール(スマホ)持って
相棒のシャワーズに君に決めた!つって
闘う!っつーポタン押したら



ホウオウ vs シャワーズ(俺)



え、俺1人・・・・・・??
チラッ・・・・スマホ閉じっ。




(おめぇ!違うのかよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!)




ライバル、怪訝な顔でスマホ持って
どっか行きました。
あと、ぼろ負けしました。


ゲームボーイからやってた世代は
未だにポケモンから抜け出せてないと思う。



仕事しろ自分。

ロマンティック☆

なんだか最近とてもいらいらする。生理か?


あーー、なんか南の島とか行きたい。
太陽浴びて何味か分かんないようなカクテル
飲みながらくつろぎたい。
ってかもうパン屋さんとかになりたい。
生地とか一生練ってたい。


もうさーー、もうさー!
働くって何だよっつー話ですよ
私がこれを売ったところで世界が良くなるのか
ということをこんこんと問いたい。


誰にっつー話なんですけど。


いや、別に世界が良くなんなくてもいいんだけど
なんかさーあんじゃん、プライスレス的な何かが。
ウェルダースオリジナル的なやつが。


なんもねーもん!


まぁね、いいんです。会社は潤うわけだし、
一応お客さんだって喜ぶわけだし。
そんなこと思いながら、資料作ってて
あれこれ分かんねーな?っつーことがね
あったわけです。

午後6時。上司に電話。

出ない。

午後6時半。

出た。

「それ担当者じゃないと分かんないよー」


午後7時前 担当者に電話。


「何だよこんな時間に?あ?分かんない?
俺だって知らねーよ。」


「担当じゃないんですか?」


「当時の担当じゃない。」


「(引き継ぎは・・・・)
じゃあ当時の担当誰ですか?」


「分かんない。しゃあないね。」


ブチッ。 ツーツーツー


本当ね、先輩、上司の垣根を越えて
ザラキを放ちたかった。
ほろびのうたでもいい。3ターン苦しんでほしい。
あの時ふざけるなとか叫んでたら
提案書が光ってザケルとか出せた気がする。
人事権にぎったら択捉島(えとろふとう)担当とかにしてやりたい。


とりあえず家に帰って
ディズニーで買ったサリーの抱き枕に
ビンタしといた。


それと全然関係ないんだけど
こないだ飲み会の幹事をやった。


無事卒なく終わったなーと思って
後日、受付兼会計係に
お金貰った人のリストちょーだいつったら


「ごめん、リストどこ行ったか分かんない」


・・・・・・・・・。


まぁ、これは私も悪い。


とりあえず家に帰ってサリーに
往復ビンタしといた。
心なしか頬が膨らんだ気がするけど
元から膨らんでたような気もする。

ふと見ると、にやついた顔をしてやがったので
もう一度ビンタしといた。


誰しもそうだと思うけど
私の心の中にもストレス回収ボックスがある。
そこには、亀仙人的なおっさんが座っていて
ストレスが来る度に「魔封波じゃーー!」つって
封じこめてくれている。


ヤジロベー程度からフリーザ様まで
ありとあらゆるストレスを
おっさんは次々とボックスに封じこめていく。


人によっては、そのボックスを
定期的に開けるのだろうけど
私の場合、封印の地をとても奥地に
設置してしまったので中々開けにいけない。
亀仙人とかが影ながら平和を守る
伝説の勇者的な扱いになってる。


同期も先輩もみんな
亀仙人を至るところに設置している。
私の亀仙人は、魔封波に特化してるけど
かめはめ波に特化した亀仙人もいる。


どう見てもその場で撃退してるようにしか
見えない人や、封印の地をコンビニ感覚の場所に
設置して、ことある毎に邪気を発散してる人もいる。


私の亀仙人は引っ込み思案なので
中々表に出てこない。その分、
こうした場で存分にかめはめ波を放っている。


そうした人を探しにたまに
はてなブログをうろうろするのだけど
最近はあまり見かけない。
みんな充実しているのだろうか。


ともかく私は、遠くの方に
かめはめ波の光が見えとき、
ロマンティックあげーるよーつって
マリオのジュゲムの如く
星をぶん投げる準備だけはしている。


そのためにも、ジュゲムの乗ってる雲が
筋斗雲でないことを願う。

桜舞い散る中に

春は出会いと別れの季節だ。
近頃は日差しもとても暖かなものになってきて
桜とかもう咲きに咲いている。咲きすぎ。
何だったら散ってきてる。
桜舞い散る中の君の姿とか花びらで
見えないんじゃない?っつーくらいある。

そんな桜がまだ咲きかけの頃、
定食屋で突然別れを告げられた。

雨が降りそうで降ってない空の下で
私は確か焼き魚定食を食べていた。

(あんまうまくねーなぁ・・・)

そう思ったこと以外あまり覚えていないが、
あの日濡れて帰ったことだけは覚えている。

あれから1ヶ月経ち、もう一度あの店に
行ってみようと思った。

あの日から店には行ってない。
けれど、もしかしたら
まだあの店にいるかもしれない。
天気は晴れだった。

店に入り、辺りを見回す。

(いた・・・・・)

あの日から変わらない姿だった。
あの日と違うのは天気と私の注文。
今度は煮魚定食を頼んだけど

(やっぱあんまりうまくねーなぁ・・・)

そう思い、一緒に店を出る。
もう私にはこの子がいる。
ドンキホーテで1980円だった傘は
壊れてたし、駅前で捨てた。


ほらね。と。
ほらねと思ったわけです。

休日に何も素敵な出来事がなくて
傘に想いを綴っちゃいましたよ。

っつーかね、ドンキホーテですよ。
あのね、売り場に傘が二種類あったんです。
780円と1980円。
これって結構な心理戦じゃないですか。
値段を取るか、耐久性を取るかみたいな。
でね、結構迷ったんですけど、したら
1980円の方に、暴風にも耐えれる耐久性!つって
俺、なんか骨格すげーらしいよ!つって
ポップめっちゃ貼ってあんの

したらね、買った初日ですよ
傘のなんつーの?開いたときに縁がわで
支えてる丸いやつら?いきなりギブアップ。
無風なのに。

んで、あんた大丈夫?ちゃんと食べてる?
つって見たら、なんかね玉を引っかけるとかじゃねーの。縫う。糸とかすげー適当。すげー細い。

ほらね。と。
ほらねとまた思ったわけです。
さっきまでに想いを綴っちゃった傘に今度は文句。


3月頃にあの桜が散ったら私は2年目になるのね。
っつー遊びを嗜んでたんですけど、
最近まで全然2年目になる気がしなかったのが
ここ1週間くらいで桜がんがん散ってきてる。
間に合わせにきてる。

今咲き誇る~つってたのが急に
桜舞い散る中に忘れた記憶とつって
ラップ調で散ってきてる。

忘れた記憶(研修)も君の声(上司からのアドバイス)
も戻って来そうにありませんが
明日から2年目です。